持続化補助金 第20回、ホームページに使えるのは30万円まで|第19回から変わった点と申請の順番

こんにちは。兵庫県豊岡市でホームページ制作とパソコン・AIのお手伝いをしている e-education です。

「ホームページを作りたいけれど、補助金っていくら出るんですか」というご相談を、この時期いちばん多くいただきます。使えるのは小規模事業者持続化補助金という制度で、いまは第20回の受付が近づいているところです。

ただ、この第20回はホームページに関するルールが去年までと変わりました。去年の解説記事を読んで計画を立てると、金額の見込みがずれてしまいます。この記事では、公募要領の原文に沿って「いくらまで使えるのか」と「いつまでに何をすればいいのか」を整理しました。

ホームページに使える補助金の上限は30万円(税込)です

第20回の公募要領には、ウェブサイト関連費についてこう書かれています。

> 当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です。

ここで気をつけていただきたいのが、30万円は「制作費の上限」ではなく「もらえる補助金の上限」だということです。

この補助金の補助率は3分の2です。ですから、ホームページの制作費が45万円だとすると、その3分の2にあたる30万円が補助金の上限にちょうど届きます。制作費が45万円を超えた分については、補助金は増えません。

補助金の内訳の図。制作費45万円のうち補助金が30万円、自己負担が15万円。
制作費45万円のときの内訳。補助金の上限は30万円です。

なお、通常枠の補助上限そのものは50万円です。ホームページの30万円は、その50万円の内側にある枠だとイメージしていただくと分かりやすいと思います。

ウェブサイト関連費に何が含まれるか

公募要領では、こう定義されています。

> 販路開拓等を行うためのウェブサイトやECサイト、システム(オフライン含む)等の開発、構築、更新、改修、運用をするために要する経費

新しく作る場合だけでなく、「更新」「改修」が入っているところがポイントです。すでにお持ちのホームページの作り直しも、この経費で考えられます。

第19回から変わった点:「4分の1」ルールが無くなりました

第19回までは、ウェブサイト関連費は「補助金交付申請額の4分の1まで」という決まりでした。つまり全体の申請額が小さいと、ホームページに回せる額も自動的に小さくなっていたわけです。

第20回では、この4分の1のルールが公募要領から無くなり、30万円という独立した上限に変わりました。

去年までの解説記事や、去年申請された方の記憶をもとに計画すると、この部分を読み違えてしまいます。ホームページ中心で考えている方にとっては、条件がはっきりした変更だとお考えいただいてよいと思います。

ホームページだけでは申請できません

これがいちばん見落とされやすいところです。公募要領には、はっきりこう書かれています。

> ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください。

「ホームページを作りたい」という一点だけでは、申請の形になりません。販路開拓のための他の取り組みと組み合わせる必要があります。

なお広報費にも、ウェブサイト関連費とは別に「補助金交付申請額の上限は30万円(税込)」という枠が用意されています。チラシやパンフレット、看板などはこちらに入りますので、「ホームページ+広報」という組み立てが素直な形になります。

但馬の商売でよくある組み合わせ

  • 旅館・民宿:予約ページを整えたホームページ+館内や客室の写真撮影+宿泊プランのパンフレット
  • 飲食店:メニューと地図を載せたホームページ+店頭の看板の作り替え+テイクアウト用のチラシ
  • 工務店・建設業:施工事例を載せたホームページ+現場用の社名入り看板+会社案内のパンフレット
  • 農産物の直売・加工品:注文を受けられるホームページ+商品ラベルやパッケージの作成+発送用の資材

どれも「お客さんに知ってもらい、買ってもらうための取り組み」という筋が通っているかたちです。この筋が通っていることが、組み合わせを考えるときの目安になります。

いつまでに何をするか(逆算スケジュール)

第20回の日程は次のとおりです。

日付何があるか
2026年11月5日(木)申請の受付開始
2026年12月4日(金)事業支援計画書(様式4)の発行受付の締切
2026年12月15日(火)17:00申請の締切

締切は12月15日ですが、実質の締切は12月4日だとお考えください。申請には商工会または商工会議所が発行する様式4が必要で、その発行の受付が12月4日で止まるためです。

そこから逆算すると、おおよそこうなります。

  • 10月中:ホームページに何を載せるか、いくらかかるかを固める。組み合わせる取り組み(看板・チラシなど)も決めておく
  • 11月上旬まで:商工会・商工会議所に相談し、様式4の発行をお願いする
  • 11月中旬まで:見積書と申請書類を揃える
  • 12月4日まで:様式4を受け取る
  • 12月15日17:00まで:申請する

11月下旬は窓口が混み合う時期です。10月のうちに中身を決めておかれると、あとがずいぶん楽になります。

見積書が2社ぶん必要になる場合

公募要領には、こんな決まりもあります。

> 発注総額(1件あたり)が50万円(税込)超の機械装置等の購入をする場合、価格の妥当性を確認するため、2者以上からの見積が必要です。

機械や設備を買う計画が入っている場合は、見積を2社から取る段取りを早めに始めておく必要があります。これも11月に入ってから動くと間に合いにくい部分です。

30万円でどこまで作れるか

参考として、当社の料金をそのまま書いておきます。

  • 基本プラン:5ページ 15万円〜
  • 更新サポート:月5,000円

たとえばホームページ30万円、チラシと看板で15万円、合わせて45万円の計画だとします。補助率3分の2ですから補助金は30万円、ご負担は15万円です。このときホームページ分の補助金は20万円ですので、30万円の上限には収まっています。

ページ数や、写真撮影や原稿づくりをこちらで行うかどうかで金額は変わります。「この予算でどこまでできるか」という形でご相談いただくのがいちばん早いと思います。

よくあるご質問

Q. いま持っているホームページの改修も対象になりますか。
はい。公募要領のウェブサイト関連費の定義に「更新、改修、運用」が含まれています。古くなったページの作り直しも計画に入れられます。

Q. 30万円というのは制作費の上限ですか。
いいえ、補助金の額の上限です。補助率3分の2ですので、制作費でいうと45万円ぶんまでが計算に乗ることになります。

Q. ホームページだけを作りたいのですが。
その形では申請できません。看板やチラシなど、販路開拓のための他の取り組みと組み合わせる必要があります。何を組み合わせるかは、お店の状況に合わせて一緒に考えられます。

Q. 様式4はどこでもらえますか。
ご自身の地区の商工会または商工会議所です。豊岡市内でも地区によって窓口が違いますので、まずはどちらに相談すればよいかをご確認ください。

ご相談はお気軽に

e-education では、豊岡市・但馬の小規模事業者さま向けにホームページ制作をお引き受けしています。補助金を使う前提での組み立てや、見積書の形についてもご相談いただけます。初回のご相談は無料です。

  • ホームページ制作の料金:料金ページをご覧ください(※公開時にリンク先URLを入れる)
  • お問い合わせ:[e-education お問い合わせ](https://e-education-jp.net/)(※公開時に問い合わせページの正しいURLに差し替える)

「うちの場合はどう組み合わせたらいいのか」というところが、いちばん迷われる部分だと思います。そこからご一緒させてください。

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出典

  • 小規模事業者持続化補助金 第20回 通常枠 公募要領(第8版):https://official.jizokukanb.com/wp-content/uploads/2026/07/20_%E9%80%9A%E5%B8%B8%E6%9E%A0_%E5%85%AC%E5%8B%9F%E8%A6%81%E9%A0%98_%E7%AC%AC8%E7%89%88.pdf
  • 小規模事業者持続化補助金 公式サイト:https://official.jizokukanb.com/

※本記事の金額・日程は2026年9月30日時点の公募要領にもとづくものです。申請の際は必ず最新の公募要領をご確認ください。

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