豊岡でAI・ChatGPTを学べる場所まとめ2026|無料セミナーの一覧と、受けたあとにやること
「AIを使えるようになりたいけれど、豊岡でどこに行けばいいのかわからない」。最近こういうご相談が増えてきました。神戸や大阪まで出れば教室はありますが、仕事の合間に通える距離ではありません。
そこで2026年10月の時点で、豊岡と但馬でAIを学べる場所を調べてまとめました。結論から言うと、入口はそろっています。ただし、その先が空いています。
豊岡でAIを学べる場所は、いまのところ「無料の単発セミナー」が中心です
市や地域の団体が、くり返し入門セミナーを開いています。費用はかかりません。
豊岡市「2026女性のための生成AI基礎セミナー」
豊岡市の多様性推進・ジェンダーギャップ対策課が主催する講座です。2026年10月30日(金)の午後2時から4時まで、WACCU TOYOOKA学習室(豊岡駅前アイティ4階)で開かれます。参加費は無料、定員は15人の先着順で、申し込みの締め切りは10月22日(木)です。対象はテーマに関心のある女性の方です。
内容はChatGPTの基本操作、スマートフォンでの使い方、指示文の書き方、安全に使うための注意点、そして実際に手を動かす実践ワークまで。講師は市の職員ではなく、ウェブライターで翻訳家の服部聡子さんが務められます。
NPO法人プラッツ「ChatGPT入門セミナー」
豊岡市民プラザで開かれるChatGPTの入門講座です。無料で定員は20名、時間は午後1時30分から3時30分までの2時間。開催日や申し込み方法は変わることがありますので、主催者にご確認ください。
一般社団法人豊岡観光イノベーション「生成AI活用セミナー」
観光事業者の方に向けた、スマートフォンでChatGPTを操作する入門セミナーです。SNSや販売促進での使い方と、情報漏えいなど気をつけたい点の両方を扱う内容でした。2025年10月27日にFLAP TOYOOKA(じばさんTAJIMA5階)で開かれたもので、現在は募集していません。
養父市×慶應義塾大学大学院「デジタル体験ワークショップ」
養父市が慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と組んで開いた、小学生以上を対象にした体験型のワークショップです。AIで絵を描いたり曲を作ったりする内容で、定員は10組、参加費は無料でした。

丹波篠山市商工会「AIとデジタルツールを活用する基礎講座」(但馬の外)
但馬からは少し離れますが、丹波篠山市商工会の製造業部会が2026年11月に無料の基礎講座を開きます。Aコースが11月7日、Bコースが11月21日で、それぞれ2時間。Aコースは業務に使えるAIツールの利用シーンとChatGPTの基本・7つの活用方法、BコースはNotionというデジタルツールの紹介と標準書づくりという内容です。講師は中小企業診断士の西本文雄さんが務められます。会場・定員・申し込み締め切りは記事作成の時点で公開されていませんので、商工会にご確認ください。
無料セミナーでわかること、わからないこと
2時間で届くのは「話しかけてみる」ところまで
どのセミナーも2時間前後です。この時間で扱えるのは、アプリを開いて、質問を打ち込んで、返ってきた答えを読んでみる、というところまでになります。
これは講師の方の力量の話ではなく、単純に時間の問題です。2時間で「自分の仕事のこの作業を、来週からAIにやらせる」ところまで持っていくのは、どなたが教えても難しいと思います。
定員は10〜30人。申し込めない人のほうが多い
もうひとつ気になるのが定員です。豊岡市のセミナーは15人、プラッツは20名。豊岡市の事業所の数を考えると、受け皿としてはかなり小さいのが実情です。先着順ですから、気づいたときには締め切られていた、ということも起こります。
逆に言えば、こうしたセミナーが毎年くり返し開かれていて、そのたびに埋まっているということ自体が、この地域にAIを学びたい方がいらっしゃる何よりの証拠だと思います。
有料でAIを教えている会社は、兵庫県北部にほとんどありません
では無料セミナーの次はどこへ行けばいいのか。ここが空いています。
豊岡市・養父市・朝来市・香美町・新温泉町・丹波市・丹波篠山市の範囲で、AIの講座を常設している会社を探しましたが、2026年10月時点では見つけられませんでした。
地元のパソコン教室も確認しました。豊岡市内で最大規模のパソコン教室わかるとできる コープデイズ豊岡校は、初心者講座からMOS対策、キッズプログラミングまで10コースを開いていますが、AI・ChatGPTのコースは掲載されていません。朝来市のあさごパソコン教室も、入門からWord・Excel・スマートフォンまで扱っておられますが、AI関連の記載はありません。パソコンの使い方は地元で学べて、AIはまだ、という状態です。
選択肢になるのは、県外やオンラインの事業者です。費用の目安を並べておきます。

このほか、オンラインの生成AIスクールには月7,400円から14,800円ほどの学び放題や、38,500円から72,000円ほどの一括払いのコースもあります(比較サイトの掲載情報によるもので、各社の公式サイトでは確認していません)。
大きく開いているのは、無料の入門セミナーと、1時間10万円の法人研修のあいだです。「自分の仕事で使えるところまでは行きたいが、研修に何十万円もかけられない」という、但馬でいちばん多いであろう層の行き先が、いまのところありません。
セミナーを受けたあと、何をすれば仕事が変わるか
つまずくのは「使い方」ではなく「どの仕事に使うか」
2026年版の中小企業白書に、はっきりした数字が出ています。AIを導入していない企業が挙げた課題の1位は「活用する業務がイメージできていない」で63.4%。いっぽう「必要な予算を確保できない」は13.8%で、下から数えたほうが早い順位でした。
お金が足りないのではなく、使いどころが見えない。これが本当の壁です。ですから、セミナーの後にやるべきは、新しいツールを探すことではなく、いまの仕事を棚卸しすることになります。
見ていく順番は、バックオフィス → 営業・お客さま対応 → 現場
同じ白書によると、すでにAIに取り組んでいる企業の活用状況は、バックオフィス部門が73.4%、営業・販売・顧客対応部門が68.2%、製造・生産管理・物流部門が57.2%でした。
この並びは、そのまま棚卸しの順番として使えます。まず事務まわり、次にお客さまとのやりとり、最後に現場。効果が出やすいところから順に見ていくほうが、最初の一つが成功しやすくなります。
但馬の小さな会社で、最初に効きやすい3つ
- 文章のたたき台をつくる……お知らせ、案内文、見積りの添え状。ゼロから書くのをやめて、直す作業に変えるだけで時間が変わります
- アンケートや問い合わせをまとめる……自由記述の回答を分類して要点を出す作業は、人がやると丸一日かかることがあります
- 写真や動画の下ごしらえ……撮ってきたものを選ぶ、短くつなぐ、説明文をつける。SNSや求人に使う素材づくりに向いています
どれも新しい機械を買う必要はありません。いまお使いのパソコンとスマートフォンで始められます。
ご相談ください
e-educationは豊岡市を拠点に、パソコンとAIのスクール運営、AIを活用した売上アップのご提案、パソコン作業の自動化のご提案をしています。
- とりあえず触ってみたい方……無料セミナーの受講をおすすめします。そのうえで「もう少し先まで」となったときに、お声かけください
- 自分の仕事のここを楽にしたい方……スクールでご一緒に手を動かします。基本は対面で、ご希望があればオンラインでも対応します
- 会社の業務を見直したい方……どの作業から手をつけるかの棚卸しからお手伝いします
初回のご相談は無料です。「何がわからないかもわからない」という状態で大丈夫ですので、お気軽にどうぞ。
※本記事の各セミナーの日程・定員・費用、および各教室のコース内容は2026年10月5日時点で各主催者・各社が公開している情報をもとにしています。最新の内容は主催者・各社のページでご確認ください。
