持続化補助金で何が買えるのか|対象経費8つの一覧と、ホームページを入れるときの組み方

豊岡市や但馬の事業者さまから、「持続化補助金って、結局うちの買いたいものは対象になるんですか」というご質問をよくいただきます。

小規模事業者持続化補助金の第20回(一般型・通常枠)は、2026年11月5日(木)から申請の受付が始まります。出すかどうかを決める前にはっきりさせておきたいのが、何が補助の対象になるのかという一点です。この記事では、公募要領(第8版)に書かれている8つの費目を横に並べて、ホームページを入れたいときの組み方までご案内します。

はじめにお伝えしておきますと、申請の窓口は商工会・商工会議所です。当社がさせていただけるのは、ホームページのお見積りと、計画書に書いていただくための材料のご説明までになります。

対象になるのは8つの費目です

公募要領では、補助の対象になる経費を次の8つに分けています。番号は公募要領の表記のままです。

費目中身
① 機械装置等費販路開拓に必要な機械・装置などの購入費
② 広報費チラシ・広告などの作成、掲載、配布にかかる費用
③ ウェブサイト関連費ウェブサイト・ECサイト・システム(オフラインを含む)の開発、構築、更新、改修、運用の費用
④ 展示会等出展費展示会・商談会(オンラインを含む)への出展料など
⑤ 旅費展示会・商談会など、販路開拓のための移動費・宿泊費
⑥ 新商品開発費新商品の試作に使う原材料・設計・デザイン・加工などの費用
⑦ 借料補助事業に直接必要な機器・設備のリース料・レンタル料
⑧ 委託・外注費自社で行うことが難しい業務を第三者に委託・外注する費用

ここで迷いやすいのが、お店の看板やのぼりです。看板そのものを買う場合は①機械装置等費、チラシやポスターの印刷は②広報費、ロゴやデザインを外に頼む場合は⑧委託・外注費に振り分けるのが基本の形になります。

上限が決まっている費目が2つあります

②広報費と③ウェブサイト関連費には、それぞれ「当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)です」という決まりがあります。

ここで大事なのは、この2つが別枠だということです。つまり「ホームページで30万円、チラシや看板で30万円」という組み立てが成り立ちます。ホームページだけを大きくしようとして30万円で止まってしまうより、広報費と組み合わせたほうが、同じ補助金の枠を広く使えます。

ホームページだけでは申請できません

公募要領には「ウェブサイト関連費のみによる申請はできません。必ず、ほかの経費と一緒に申請してください」とはっきり書かれています。

ですので、ホームページの制作で補助金を使いたい場合は、はじめから「ホームページ+何か」の形で計画を立てる必要があります。いちばん自然なのは、新しいホームページに合わせてチラシや名刺、看板を作り直す形です。お客さまに知っていただく入口をまとめて整えるという話になるので、計画書の筋も通りやすくなります。

持続化補助金でホームページを入れるときの3つの決まり。1、ウェブサイト関連費のみでは申請できず、必ずほかの費目と一緒に出す。2、広報費とウェブサイト関連費はそれぞれ上限30万円(税込)の別枠で、合わせて組み立てられる。3、発注総額が1件50万円(税込)を超える機械装置等の購入は2者以上の見積が必要。
ホームページを計画に入れるときは、この3つを先に押さえておくと計画書が書きやすくなります

1件50万円を超える買い物は、見積が2社ぶん必要です

公募要領では「発注総額(1件あたり)が50万円(税込)超の機械装置等の購入をする場合、価格の妥当性を確認するため、2者以上からの見積が必要です」とされています。

機械や設備を入れる計画をお考えの場合は、見積をもう1社ぶんいただく手間が増えます。相手の会社に見積をお願いして返ってくるまで日数がかかりますから、これは早めに動いたほうが安心です。

補助の上限と補助率

通常枠の補助上限は50万円、補助率は3分の2です。賃金引上げ特例に取り組む赤字の事業者さまは4分の3になります。

これに加えて、条件を満たすと上乗せがあります。インボイス特例で50万円、賃金引上げ特例で150万円、両方の条件を満たす場合は200万円です。ただしどちらも、補助事業が終わった時点で要件を満たしていない場合は交付されないという注意書きが付いています。

いつまでに何をするか

小規模事業者持続化補助金 第20回(通常枠)の日程。2026年11月5日木曜日に申請の受付開始、12月4日金曜日が事業支援計画書(様式4)の発行受付締切、12月15日火曜日17時が申請の受付締切。商工会に様式4を頼めるのは12月4日までで、そこから12月15日までは電子申請の仕上げの期間になる。
申請の締切は12月15日ですが、商工会に様式4をお願いできるのは12月4日までです

申請には、商工会・商工会議所が発行する事業支援計画書(様式4)が必要です。この発行の受付締切が2026年12月4日(金)で、申請そのものの受付締切は2026年12月15日(火)17時です。

公募要領にも、様式4の交付には時間を要する場合があるので余裕を持つように、との注意書きがあります。11月の下旬は窓口が混み合いますから、11月の中旬までに経営計画を書き上げて商工会にご相談いただくのが、落ち着いて進められる段取りだと思います。締切は12月15日ですが、実質の締切は12月4日だとお考えください。

よくあるご質問

ホームページの更新だけでも対象になりますか

公募要領のウェブサイト関連費には「更新、改修、運用」も含まれています。ただし先ほどのとおりウェブサイト関連費だけでは申請できませんので、ほかの経費と組み合わせる形になります。

補助金はいつ受け取れますか

補助金は、補助事業が終わってから実績報告を出し、審査を受けたあとに受け取る後払いです。公式サイトのお知らせでは、実績報告の審査には提出から3〜4週間程度を要し、不備の修正が何度か生じると補助金額の確定まで3か月程度かかることがあると案内されています。支払いは先に自社で行う前提で、資金の手当てを考えておく必要があります。

自分で申請できますか

できます。申請は電子申請で行い、必要な様式4は商工会・商工会議所が発行します。計画書の書き方のご相談も、窓口で受けていただけます。

ホームページのご相談はお気軽に

当社e-educationでは、ホームページ制作を5ページ 10万円〜(税込11万円〜)でお受けしています。更新サポートは月5,000円(税込5,500円)です。

補助金でホームページを作ろうとお考えの場合、計画書に書いていただく金額の根拠として、まずお見積りが必要になります。お見積りと、計画書に書いていただくための材料のご説明まではいつでもご相談ください。申請そのものの手続きは商工会・商工会議所の窓口になります。

兵庫県豊岡市の事務所でも、オンラインでもご相談をお受けしています。お問い合わせは当サイトのお問い合わせフォームからお願いいたします。

数字の出どころ

  • 8つの費目、ウェブサイト関連費と広報費の上限30万円(税込)、ウェブ単独申請の不可、1件50万円(税込)超の2者見積、補助上限50万円・補助率2/3(賃金引上げ特例の赤字事業者は3/4)、インボイス特例+50万円・賃金引上げ特例+150万円・両方+200万円 … 小規模事業者持続化補助金 第20回 通常枠 公募要領 第8版(2026年7月21日付) https://official.jizokukanb.com/wp-content/uploads/2026/07/20_%E9%80%9A%E5%B8%B8%E6%9E%A0_%E5%85%AC%E5%8B%9F%E8%A6%81%E9%A0%98_%E7%AC%AC8%E7%89%88.pdf (2026年10月17日確認)
  • 申請受付開始 2026年11月5日(木)、様式4の発行受付締切 2026年12月4日(金)、申請受付締切 2026年12月15日(火)17:00 … 小規模事業者持続化補助金 一般型・通常枠 公式サイト(商工会地区) https://official.jizokukanb.com/shinsei/ (2026年10月17日確認)。公式サイトには「予定は変更する場合があります」との注記があります
  • 実績報告の審査に提出から3〜4週間程度、不備修正が複数回生じると補助金額の確定まで3か月程度 … 同公式サイトのお知らせ(2026年8月5日付) https://official.jizokukanb.com/ (2026年10月17日確認)
  • 当社のホームページ制作料金 5ページ 10万円〜(税込11万円〜)・更新サポート月5,000円(税込5,500円) … e-education(2026年10月時点)

\ 最新情報をチェック /